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出火ひとつで拡大する火災!火事の主な出火原因と意外な身近の出火原因

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【2018.02.18に『まれにある出火原因!ペットボトルやメガネなどのレンズ』更新しました】

 

こんにちはー、くー。です(`・ω・´)

火事は乾燥する冬のイメージが強いですが、実は春も火事が起きやすいことをご存知でしょうか?

GWの時期にも強風の影響もあり山火事が拡大するという火災の話もあり、大規模火災にならないためにも火の元に関しては普段から気をつけているという人もいらっしゃると思います。

今回はそんな火事に発展する出火原因のよくあるものから意外なものまで取り上げて注意喚起としてまとめていますので、火の用心の参考にしてもらえれば幸いです。

 

 

強風や大気乾燥など気候の影響による山火事や住宅延焼などの問題

 

ニュースでは山火事が相次いで発生しているうえに気候の問題もあって民家に延焼する被害などから予断を許さない状況であるという一度火事が起きると周囲へ火が移ってしまう恐ろしさが感じられます。

火は毎日の生活に欠かせないものですが、燃えるものがあると一気に広がってしまうのでこういうことがあると特に火の取り扱いについていろいろ考えてしまいますよね。

また、山火事も住宅火災も気候の影響を受けて同時期に続きやすいものの、火の元がなければ火事に発展することはないことを考えると気になるのは『出火原因』です。

そのため今回は火事の原因になる『出火原因』ついて調べてみました。

 

火事の主な出火原因と「これも?」と思える意外な原因

 

火事は火が起きることで近くにある燃えるものに燃え移って延焼してその規模が大きくなっていきます。そのため出火の原因となる『火種』と『発火しやすい状況』そして『火種が燃え移る燃料が近くにある』ことが問題になります。

別記事でも火災事故に関して出火原因についてまとめたものもあるため、こちらも参照してもらえるとうれしいです。

火災事故関係のいろんな出火原因をまとめた記事

 

火事の主な出火原因は納得のものから意外なものまで

 

火事の主な出火原因には『火の消し忘れ』関係で挙げられるたき火・タバコ・コンロがありますが、外部からの問題として放火や近年では意外な出火原因として電気ストーブや電子レンジなど電気製品の不具合が多く報告されています。

山火事の場合には直接的な原因としては林野庁のホームページによると、明らかになっているもので「たき火」が30.4%と最も多くその後に「火入れ」「放火(疑いを含む)」「たばこ」となっています。

これらの原因を考えると自然現象によって起きる山火事は珍しく多くが人間の不注意によって起きているため、周囲への迷惑につながることもありマナーをしっかり守って楽しいアウトドアで終われるようにしたいですね。

出典元:林野庁/山火事の直接的な原因にはどのようなものがあるの?を元に作成

 

まれにある出火原因!ペットボトルやメガネなどのレンズ【追記:2018.02.18】

 

火事の出火原因の多くは予想できるものもあれば、ほかにもペットボトルやメガネなどのレンズになりうるもの太陽の光の当たる角度によって焦点を結んで発火してしまうという、まれに起きる出火原因もあります。

そのため単純に太陽光が当たりやすい窓際を警戒しておけば良いと考えがちですが、そんな簡単な問題ではないとのこと。

東京消防庁によると冬は太陽の位置が低いため夏に比べて家の奥まで光が入り込む可能性があり、場所に限って注意するだけではダメということが分かります。

このような普段から火事を想像できる原因以外にもこれまであった意外な出火原因となりうるものを知っておくことも予想外の火事に巻き込まれずに済むのではないでしょうか。

 

身近な場所で起きる意外な危険!こんなものが出火原因に

 

ホコリが原因で起きる『トラッキング現象』

 

電気製品の不具合で起きる出火原因に『トラッキング現象』というものがあります。トラッキング現象はコンセントを挿したままの状態ですき間にホコリがたまり、そのホコリが原因で発火してしまう現象のことで人がいるいない関係なく発火してしまうおそれがあるのとても危険な出火原因のひとつです。

トラッキング現象による火災を防ぐためには普段からコンセントにたまりやすいホコリをこまめに取り除くなどのお手入れをするなどの気を配る必要があるため、個人的には普段からコンセント周りの掃除もこまめにやっておきたいところですね。

 

【ちなみに:トラッキング現象対策の電源タップもあります】

トラッキング現象対策としてホコリをこまめに取り除くという方法もありますがいちいちホコリを取るのが面倒という人向けの電源タップもあります。

以前はコンセントを挿すタップそのままのものばかりでしたが、今では電源タップにシャッターが付いているタイプのものが目にすることが多くなりました。

このシャッター付きの電源タップはシャッターがあることで普段ホコリがたまりやすい状態を防いでくれます。

そのため普段使っている電源タップをこのタイプに変更してトラッキング現象による発火対策するというのも有効的な方法でしょう。

また、普段使っていないコンセントやタップにフタをしておいて使うときだけ外すという方法もあり、専用アイテムも販売されているので気になる人はこちらもチェックしてみてはどうでしょうか?

 

 

 

製造年が古い扇風機やエアコンも危険!経年劣化による火災事故に注意

 

トラッキング現象のほかに注意したい身近に起きる意外な出火原因として扇風機とエアコンがあります。

別のニュース記事では扇風機やエアコンに関する事故が2008年度から2012年度の5年間で657件発生、そのうちの122件は火災事故につながってたということが書かれており、多くは製造から10年以上経過している製品で特に30年以上の扇風機に多発している傾向があったとのこと。

このように部品や潤滑油などの消耗して月日が経つほど起きる経年劣化はユーザーが気付かないうちに進行しています。

定期的な安全点検などで経年劣化による事故は防げぐことができるものの、メンテナンスの手間と危険性を考えるとカナリ年代ものであればエコや節電の面から新品買い換えるのもひとつの手です。

また、近年続いている夏の猛暑や厳しい冬の季節を考えると使用していない期間でないとなかなか取替えができないこともあり、事故になる前に計画性を持って交換したいところですね。

 

乾燥は肌や喉の敵だけじゃない!乾燥する時期は火事にも注意

 

空気の乾燥は肌や喉などに大きな影響を与えることで知られていますが、ほかにも空気が乾燥していると火が消えにくくなるという特徴があります。そのため乾燥している時期は肌や喉への対策だけでなく、火事にも気を配ることで健康だけでなく身の安全も確保することができます。

 

冬だけじゃない春も山火事に注意したい理由

 

春は枯れ木や草が乾いているものが多く、強風・フェーン現象といった山火事になりやすいさまざまな条件がそろっているといわれています。個人的なイメージでは乾燥といえば冬を連想してしまうところですが、実は春も山火事になる可能性があるというのはちょっと意外な話ですね。

しかしこのイメージの差がちょっとした不注意を引き起こして大事件に発展するかもしれないと考えると軽く考えずにしっかり対処しないといけないという認識にもなり、別の見方をすることができました。

 

まとめ

 

火は生きていく中で暖や明かりを取るなどさまざまな場面で必要になっている重要なものですが取り扱いを間違えると取り返しの付かない恐ろしいものになってしまいます。

普段から使っているものからでも意外なところから出火するケースもあるのでまずは火と電化製品の取り扱いから注意していこうと思う、くー。なのでした。

 

画像提供元フリー写真素材ぱくたそ

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