【2017.11.14に更新しました】
こんにちはー、くー。です(`・ω・´)
数日前にそうめんについての記事を上げましたが、今回はそのときにチラッと紹介したとあるうどんについてご紹介したいと思います。
うどんの概念が変わる細さ!長崎県の五島うどん
上の画像を見て「なんだか普通のうどんじゃないの?」と思った人は多いかと思います。
でも全然普通じゃないのです。ではもうちょっと分かる、こちらの画像をご覧ください。
見てください、この細さ!!!
一見すると「そうめんじゃないの?」と思うと思います。でもパッケージにはしっかり『うどん』って書いてあるんです。間違いじゃないのでご安心ください。
今回はそんな一般的なうどんより細い五島うどんについてお話ししようと思います。
五島うどんは長崎県五島列島特産のうどんです
五島うどんはその名前の通り、九州最西端にある長崎県の五島列島で作られているうどんです。
五島列島は自然の景観が豊かな島がたくさんあり、島々にはたくさんのカトリック教会が点在しています。
現在『長崎の教会群とキリスト教関連遺産』の世界遺産登録を目指す取り組みもされており、以前より注目を集めるようになりました。
▲頭ヶ島天主堂付近で撮影したもの
五島うどんは日本三大うどんのひとつ
五島列島で作られる五島うどんは日本三大うどんのひとつとして名前が挙げられます。
ただ、この三大うどんは地域によって挙げられる名前がさまざま。
実際どうなのかと聞かれると困る内容となっています。
ちなみに五島うどん以外で日本三大うどんと呼ばれているうどんには
- 香川県の讃岐うどん
- 群馬県の水沢うどん
- 秋田県の稲庭うどん
- 富山県の氷見うどん
- 愛知県のきしめん
この6種類が候補としてよく挙がっています。
五島うどんの特徴は?
五島うどんは最初にお見せした画像のようにカナリ細いことが特徴のひとつとして挙げられますが、他にも普通のうどんとは違う特徴があります。
五島うどんの特徴その①うどんと思えないくらいの細さ
最初に画像でお見せしたとおり、五島うどんは一般的なうどんのイメージとはだいぶ
違ううどんだと思います。
その比較としてちょうど良いものがあったので比較したものがこちらになります。
スパゲッティ1.5mmと変わらないくらいの細さです。
そうめんと誤認されても仕方ないと思ってしまうくらいの細さです。
実際に以前そうめんについて調べた記事でも麺の太さの規格について触れましたが、
そうめんは『直径1.3mm未満』冷やむぎは『直径1.3mm以上 1.7mm』です。
パッと見た感じでは判断できませんが、うどんです
(大事なことなので何度も言ってしまう)
ちなみに、ふしめんと呼ばれるうどんの端っこだけのうどんもあり、これもまた細い五島うどんと違った美味しさがあります。
製造過程で麺を輪になる干しているため、麺の端はどうしてもこのような形になります。
それを切り落として集めたのがふしめんです。
ただ、この太くなっている部分が食べたときにモチモチとした食感があり、また違った美味しさが楽しめます。
たとえるならショートパスタっぽい感じですかね。
五島うどんの特徴その②打ち粉が食用の椿油を使用している
うどんには打ち粉をするイメージがありますが、五島うどんは手延べのときには五島列島の特産品である椿油を使用しています。
そのためほのかに椿油の香りがしたり麺が延びにくいという特徴にもつながっています。
五島うどんの特徴その③つゆは醤油やアゴだしで
代表的な食べ方としては醤油や今では認知度が高くなったアゴだしつゆをかけて食べます。
アゴだしのアゴはトビウオのことで長崎県ではカツオだしよりもアゴだしを使うところが多いようです。
そして五島うどんの食べ方で出てくるのが『地獄だき』というものがあります。
と言っても沸騰したお湯に麺を入れてひと煮立ちしてから差し水入れて再沸騰したら、つゆをつけて食べるという「地獄って?」と思ってしまう食べ方です。
で、このつゆことアゴだしつゆは粉末タイプや液状タイプもあり、いろんな料理に使える万能調味料でもあります。ちなみに自分も持っているアゴだしはこちら。
うどんだけでなく、そうめん・おひたし・めんつゆにも使っている超便利な調味料です。
からあげの味付けに醤油の代わりに使うのもまたおいしいんです。
一度試しに買ってみたら自分の中でものすごく大ヒットいたしまして、またなくなったら購入しないとと思うくらいになっています。
まとめ
ということで、うどんというこれまでのイメージが覆されるであろう五島うどんのお話
でした。
普通のうどんより細い分、食べやすいので食欲が細くなる夏には冷やして食べるのがおススメです。
最近食欲湧かないことが多いのでよくそうして食べている、くー。なのでした。
トップ画像提供元[フリー写真素材ぱくたそ]